『ウィザードリィ』のカルキドリという悪魔は実は『エノクの書』では天使であり、聖なる不死鳥と一緒に崇拝されているという。

『エノクの書』とはエチオピア正教とかスラブ系のロシア正教の一部では聖典とされているが、ローマ・カトリックやプロテスタントでは異端の禁書みたいにいわれてもいるらしい。

『エノクの書』は預言者エノクが唱える人類の終末の話で旧約聖書のダニエル書や新約聖書のヨハネ黙示録のような黙示文学だというのだが、日本では余り知られていないようだ。

海外で『エノクの書』といえばエノキアン・マジックといえばオカルトとかフリーメーソンとかエホバの証人の由来の『ものみの塔』の起源であるとか、色々、いわれていて余り評判のいいものではない。

SFが好きならばH・P・ラブクラフトの『ネクロノミコン』の元ネタは『エノクの書』の影響がある?などといっているマニアもいるにはいるようで何かの創作の原点に『エノクの書』は確かにあるといえば・・・あるのだろう。
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